先日、住友林業が手掛ける賃貸住宅「プレミアムレジデンス」の完成現場見学会に行ってきました。今回完成したのは、神宮前に佇む「都市型木造レジデンス」。外観は街並みに美しく溶け込み、まるで高級ホテルのような佇まいが特徴的でした。
圧倒的な開放感とこだわりの設計
今回の物件は、築古となった3階建てのワンルームアパートをリノベーションし、外国人向けの高級メゾネットへと生まれ変わったものです。
正面の入り口は左右に2戸、それぞれの前後にはシャッター付きのガレージが配置され、2台の車を駐車可能。ガレージからは自動ドアで直接室内へ入ることも、正面玄関から鍵で入ることもできます。
間取りの特徴
- 1階:メイドルーム、洗面、トイレ、シャワールームを完備
- 2階:広々としたLDK(32.8畳)、回遊式ペニンシュラキッチン、ランドリールーム、トイレ、風呂
- 3階:WIC付き主寝室+2部屋、トイレ
メゾネットは1・2階では東西に分かれ、3階に上がると南北に分かれる設計になっています。
外国人居住者を意識した設備
広々とした180m²・213m²の空間には、外国人向けの工夫が随所に見られました。
- メイドルーム完備:住み込みのメイドを雇うことを想定
- キッチン設備:海外ブランドのオーブン&食洗機(ミーレ)を導入
- 収納充実:主寝室には組子細工の戸で仕切られた大容量ウォークインクローゼット
建築費と賃料から見た投資価値
建築費は約3億円とのこと。しかし賃料設定も高額で、なんと実質利回りは14%!
築古アパートの運用よりも高い収益が期待できるため、オーナーにとっては非常に魅力的な再開発手法となっています。
都市部での高級賃貸運用の可能性
今回の内覧を通じて、一等地での賃貸運用にはまだまだ可能性が広がっていることを実感しました。築古物件を単にリノベーションするのではなく、高付加価値なメゾネットにすることで、より魅力的な賃貸経営が可能になるのではないでしょうか。
都市型の高級賃貸を考えている方は、ぜひこのようなモデルを参考にしてみてはいかがでしょうか?
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