今回は不動産投資のために「資産管理法人」を設立しました。利用したのは「freee会社設立」ですが、他にも便利なサービスがあったので紹介します。
株式会社 vs. 合同会社
法人を設立する際、株式会社にするか合同会社にするかをまず決める必要があります。
- 合同会社:設立費用が少なく、手軽に作れる
- 株式会社:相続や信用面を考えると長期的に有利
資産管理法人として設立する場合、合同会社の方が簡単と言われましたが、相続などの観点から株式会社を選択しました。
不動産投資と法人の種類
不動産投資をする際に関連する法人として、資産管理法人と宅建法人があります。
- 資産管理法人:
- 不動産を法人名義で管理・運営するための法人
- 税務メリットがあり、節税や相続対策に活用可能
- 取引銀行の信用が高まり、融資が受けやすくなる
- 宅建法人:
- 宅地建物取引業を行うための法人
- 宅建士の資格が必要
- 不動産売買・仲介などの業務が可能だが、責任が重くなる
私自身、不動産投資で「法人」と聞くと宅建法人をイメージしていましたが、まずは資産管理法人を設立することにしました。
会社設立サービスの比較
法人を設立するために、以下のようなサービスを利用できます。
1. ひとりでできるもん(https://www.hitodeki.com/)
- 手数料:3,850円(別途、登録免許税や電子定款の費用が必要)
- 必要項目を入力するだけで会社設立が可能
- 低コストでお手軽
2. freee会社設立(まずは無料でお試し【freee会計】)
- 無料で利用可能
- 会社設立後のサービス(口座開設、印鑑作成、会計ソフト、電子公告など)を一括で案内
- freeeの会計ソフト等の利用が前提となる点に注意
私はすでに税理士がいるため、会計ソフトは利用せず、銀行口座も融資を受ける金融機関で開設する予定です。電子公告については他の安価なサービスもあるようですが、freeeのサービスを利用することにしました(年間5,000円)。
まとめ
- 法人は自分で設立できる!
- 最初の法人として資産管理法人を選択(長期的な相続や税務面を考慮)
- 設立サービスはコストと利便性で選ぶ(ひとりでできるもん vs. freee)
- 宅建法人は次のステップとして検討
法人設立は思ったより簡単でした。今後、宅建法人の設立も視野に入れつつ、資産管理法人での運用を進めていきます。
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